消費税増税後・・・・

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先日ある会合に出た時に消費税増税後、リフレッシュにもなる余暇の過ごし方はどのように変るのか・・・主に皆さん余暇の過ごし方の中で多いのは旅行ですね。               その旅行(国内旅行)への影響を与える主な要因はどのように考えられるのか?

過去2回の消費税増税を参考に見てみましょう。                                        1)消費税導入時(0%→3%)の状況:消費税導入後GDPはプラス貴重のままで景気悪化に    は繋がらなかった。                                          

 2)消費税増税時(3%→5%)の状況:消費税増税後、GDPは大きく落ち込んだ。(2)は消費税増税の影響というよりも、金融不況やアジア通貨危機などの影響も重なり、景気が悪化したと考えられる。 

(2)の時期の国内旅行については消費税がかかることから、3月に駆け込み需要が発生し4月に一旦反動減で落ち込んだ後、5月のGW時期より回復し6月に復調しています。

2013年10月に実施した消費者調査において消費税増税を受けて節約、支出を控えたいと思うものとして上位から「日々の食費、飲料費」「外食・飲み会費」「洋服・日用品」その次に「旅行などのレジャー費」となっているため必ずしても増税後に「旅行に来なくなる!」 とは限らないようです。                                      

まとめに日本人旅行者については、家計に大きく影響する「家族旅行」よりも、高齢者やシニア層のあまり家計に対する影響が少ない層の方が増税後も旅行されるのではなかろうか?

今富士山世界遺産やオリンピックへ向け日本の関心が高まる中、訪日外国人に対しても消費税増税は頭が痛いことかもしれません。

2020年の東京オリンピックに向けても、「まだ6年ある」ではなく「あと6年しかない」ことを念頭に置き、日々のお仕事に取り組まないと既にオリンピックに向けて動いている企業、街、地域も少なくないようです。伊東温泉が取り残されないように日常の生活でも智恵を絞ってお仕事していきたいです。